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(仮)まき屋本店

主にミックスファイト・M性癖な絵を描いたりします。ノーマルな性癖の方には不快な描写や表現が含まれるかもしれませんのでご注意ください。アダルトな内容も含まれますので18歳未満の方は閲覧をご遠慮願います。

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SSの投稿をいただきました

上之園さまから先日上げたMF絵を題材にしたSSを頂きました!ありがとうございます!



 原始。人と獣の境がまだ曖昧だったころ。
 未開の土地のうえに日が昇った。
 暗闇のなかからこんもりともりあがった山が現れる。
 山肌から無秩序ににょきにょきと木が飛び出している。人の手が加えられた形跡などない荒々しい生命のうねりがぐんぐんと陽光にさらされていく。
 大地の乳房がなめらかに描くカーブのうえを日の光がすべっていき、まもなくひとつの空間を照らしだした。
 そこは、山に囲まれすりばち状になった底の部分、丸く縁どられた平原だった。日照時間の関係か、まわりの山に比べ木はすくなく草の丈は短くところどころ地肌があらわになっている。それらはすべて自然のきまぐれによって生まれた地形にすぎないが、何千年後かに人類が築くことになる或る建造物と奇妙な相似をなしていた。
 それは、当時もっとも文化的に洗練された民族がうみだした野蛮の象徴。
 円形闘技場、《コロッセウム》。
 
 《コロッセウム》の全景が白日の下になった。
 ふたつの影がある。
 獣の群れがふたつ。《コロッセウム》の端にひとつ、むかいがわの端にもひとつ。互いに睨みあうように位置している。いや、実際に睨みあっていた。
 群れを構成する獣の数はほとんど同じだった。そしてふたつの群れとも同じ種族の獣である。しかし奇妙なことに、一方の群れはすべて雄で形成され、反対に位置するのは雌だけだった。
 睨みあう雄の群れと雌の獣たち。
 互いに殺気だっていた。ある獣は腕組みし険悪な視線を送っている。またべつの獣は威嚇するように足で大地を踏み鳴らしている。口汚く罵っているものもいる。
 やがて《人》と自分を呼ぶようになる獣たちの、何万年も前からそして何千年の後もくりかえされる争いの一幕だった。
SS01.jpg

 彼ら/彼女らは獣の皮を身にまとっていた。
 獣の皮をかぶり闘争心をむきだしにする。人のふりして戦争に興じる現代人にくらべれば屈折していない知性の証ともいえた。
 
 発端は乾季におこった飢饉だった。
 何十年ぶりかともいえる飢饉だった。
 荒れ地をさまよう獣たちの身は痩せ細り骨が浮きだしていた。山になっている実は食いつくされ、普段はネズミも口にしないような木々の根にまで獣の歯形が残っていた。
 山すそにある人の集落もまた欠乏に喘いでいた。
 男たちは血走った目で荒野を毎日かけずりまわっていたが、集落に持ち帰るのはたいてい疲れ果てた己の体のみといったありさま。女子供も山に入ってはみたものの、獣の食い残しをかろうじて拾って帰るのがせいぜいで、集落は日を追うごとに痩せ衰えていった。
 最初に死んだのは、力のない女子供だった。
 呪術師の長老は祖先の霊に犠牲をささげるべきだと宣言した。供物にする動物など、あるわけない。
 託宣の翌朝、竪穴式住居のひとつに樫の木を削って作った矢が刺さっていた。そこには何人かの男女が暮していて、足腰の弱った老婆もいた。夜までには、老婆の姿が消えていた。
 葦葺きの屋根に矢が刺さるたびに、老婆が消えた。赤子が消えた。女が消えた。
 それでも干ばつはおさまらない。呪術師は集落のはずれにある石の祭壇のうえで打ち殺された。
 犠牲の名を借りた弱肉強食の構図だった。
 彼らは《共食い》のタブーをもってはいたが、守られたかどうかは定かではない。
 とにかく。残酷な季節を乗り切ったのは十数人の男だけだった。
 
 山をはさんだ向こうにも集落はあった。
 コロニーを形成するのは数人の男と多数の女。
 いわゆるハーレムである。
 しかし裏を返していえば、種付け以外の男は必要としない女王支配型の集落であった。種を残せなくなった男は容赦なく荒野へと追放されていった。
 さて、この女たちの集落もまた飢餓から逃れることはできなかった。
 山向こうの集落と同じく、最初に弱いものが死んだ。
 つまり、男たちだ。
 最終的に乾季を越すことができたのは、十数人の若く強靭な女たちだけであった。
 
 雨季をむかえ山が息を吹き返し獲物で腹を満たすことができるようになると、男たち/女たちは新たな問題に直面することになった。子孫を残すためのつがいが必要だった。
 たがいに山をはさんで別の部族がいることは知っていた。
 たがいに相容れない制度を持っていることも知っていた。
 男たちにとって女は財産の一部だった。
 女たちにとって男は種を零す獣だった。
 衝突することは火を見るよりも明らかで、事実それは起った。
 
 女たちが山のなかで狩りをしていたとき、山向こうの男たちが同じく狩りをしている場に出くわした。
 一瞬たがいに牽制するかのように槍をむけたあと、彼ら/彼女らは暗黙の掟にしたがうことにした。つまり、たがいに槍の柄で地面を叩くとおもむろに大地に一本の線を引いたのである。
 そこまではいつも通りだった。しかし、男たちは意味ありげに視線を交わすとなにを思ったのか女たちのほうへずかずかと歩きだした。
 女たちは当惑した。線をまたぐことは決して許されない行為だ。
 髯をたくわえた男がひとりの女の腕をつかんだ。
 彼らにしてみれば、ごく当たり前のことだった。集落のだれのものでもない女は、好きなように扱うことができる。人の物に手をだしたときにはもちろん流血沙汰になるが、親睦の証として女を交換することもある。女は交換可能な財産だった。
 そのせいだろう。腕をつかんだ女に目をえぐられたとき、男は呆然として悲鳴もあげられなかった。
 
 男たちのむらに、いつもよりも早く山から戻ってきた一団があった。みな傷だらけで息も絶え絶えだった。ひとりの男の片目はつぶれていた。そして数えてみると、山に入ったときよりひとり人数が減っていた。
 片目の男たちの案内で、部族全員が武装しアマゾネスたちと遭遇した場所までむかった。
 そこには男の死体がひとつ。ぼろぼろになって取り残されていた。
 腹には槍で突き刺したあとがいくつも残っていて、胸は石器でえぐられていた。心臓が消えている。そして男性器もまた根もとから切り落とされていた。
 アマゾネスの掟では、罪を犯した男は心臓と性器をひきぬかれ供物として祭壇に捧げられるのだ。
 
 ふたつの群の亀裂は決定的となった。
 人死にがでている以上、衝突はまぬがれない。
 しかし番いの相手を必要としているのも事実。
 「相手を全滅させず、屈服させる」。
 いつもの狩りとは要領がちがう。頭を悩ませる難題だった。
 何度かの小競り合いの後、ついに彼ら/彼女らは新しい解決策を思いついた。
 そして…………………………。
 
 話の舞台は《コロッセウム》に戻る。
 
 《コロッセウム》の両端で男たちと女たちの睨みあいが続いていた。
 なかには片目で憎々しげに見つめる男がいる。その視線の先には自分の目をえぐった女が槍を挑発的にかざして立っていた。
 なにか合図があったわけではない。
 なにしろこれは前例のない、新しい掟だった。
 それでもたがいに息をあわせたかのように、群れのなかからひとりの男が、ひとりの女が、それぞれ《コロッセウム》の中央へと歩きだした。
 男はやや青みがかった髪をもち、筋骨隆々としていた。
 女は髪を頭の上で束ね、巻いた獣の皮からはみでそうなほどの豊満な肢体の持ち主だった。
 ふたりとも部族を代表する若い強靭な肉体を持った長であった。
 あと十数歩でぶつかる、といったところでふたりの足は止まった。
 持っていた槍を地面に突き立てると、男の長は腰巻を外した。ぶるんと巨大な竿が飛び出した。
 おなじく女の長も武器を地面に突き立てると体に巻いていた獣の皮を脱いだ。子供の頭ほどもあるたわわな乳房が揺れた。
 遠目で見つめる男たちは奇声をあげた。文字通り日照り続きであったのだ。獣じみた盛りの声を出していた。
 女たちは呼応するかのように罵声をあげる。
 《コロッセウム》中に雄と雌の叫び声が響きわたった。
SS02.jpg

「山のむこうのイノ。おまえが死ねば女はおれたちのものだ」
 男の長は腕組みをしながらいった。大地に根をはったような頑強な体、股間では陽物が屹立し天を向いていた。
「山のむこうのゴウ。あんたが死ねば男はあたしらの下になる」
 女の長が仁王立ちしながらこたえた。張りのある乳房は重力に逆らうかのようで、しげった陰部は飢えた雄たちに見せつけるかのごとく強調されていた。
 男の長、ゴウは眉をひそめた。
「下?」
 女の長、イノは鼻をならした。
「あたしらのむらでは男が下で女が上になる。女はみなそうやって子をつくる」
「ちがう。男が女を後ろからつくのだ。子はそうやってうまれてくる」
 余談だが正常位を英語で《Missionary position(宣教師ポジション)》という。大航海時代、宣教師が《未開》の土地に布教活動を行った際に現地人があまりにも《動物的》な体位で性交を行うことに辟易し、正しい体位を広めていったことが語源とされている。一説によればそれは後背位であるともいわれているが、定かではない。
「……女がはなすことはおかしい。力のあるおれたちのいうことを聞いていればいいのだ」
「死ね」
 交渉終わり。
 いや、もとより彼ら/彼女らにとって言葉は手に余る道具だった。
 掟を決めるのは言葉ではなく、ただ純粋に肉体の力によってだけだ。
 男か女か。
 どちらかの代表が死んだ時点で、群れは崩壊する。
 敗北した群れは、勝利をおさめた群れにただ食い物にされるだけ。
 自然界の掟をやや人間よりにしただけである。彼ら/彼女らにとって本能を刺激される掟であった。
 イノとゴウが獣のように前かがみになる。
 歯をむきだしにして荒ぶる二匹の獣たち。
 いずれにせよ、どちらか死ぬ運命にある。
 
『オオオぉぉっアアアアアアアアアアっ!!!』
 
 咆哮を合図に、雌雄を決する闘いが始まった。
 
 イノとゴウは手四つに組み合っていた。
 何の駆け引きも無い純粋な力比べだ。
「ぐぐっ…………!」
 ゴウは額に汗を浮かべた。
 長はもちろん部族のだれよりも強い男だ。槍を一番遠くへ投げられるのはゴウだし、力比べでも敵う者はむらにはいない。しかし…………。
「ふんっっっ!!!」
 イノは真正面から押し返してきた。彼女の腕の筋肉は盛り上がり全身の血管が浮きでていた。乳房にもうっすらと青い静脈が浮かびあがっている。
「うぐぐぐっっっ……!」
「どうしたゴウ……もっとも力のある男よ。このまま手をつぶしてやろうか?」
 ぎらりと笑うイノ。
 遠巻きでふたりの腕比べを見守る男たちからどよめきが、女たちからは歓声があがった。
「女め…………! 殺すっっ!!」
 ゴウは鬼のような形相になっていた。
 イノもまた凄絶な笑みを浮かべている。汗が首筋を流れヤシの実のような乳房の上をつたう。イノにとっても決して楽な相手ではなかった。
 《コロッセウム》の中央で全裸の男女が組み合ったまま、時が過ぎる。
 大きな動きはないが、ゴウの背筋は細かく痙攣しイノも汗だくであった。力が均衡している証拠だ。イノの手首で二連の腕環がしゃらしゃらと音を立てている。
 膠着状態を破ったのはゴウだった。
「ぶっ!!」
 とイノの目に唾を吐きかけたのである。
「あっ」
 イノの体勢がわずかにゆらいだ。その隙を見逃さずゴウは一気にイノを押し倒す。
 オオオオオオオオオオ!! 男たちが吠えた。
「死ねっ!! 死ねえっ!!!」
 ドゴッ! ゴスッ! ゴウは拳を力任せにイノの体に浴びせた。
「うぐっ?! がっ!」
 みるみるうちにイノの体にあざができ血が噴き出た。殴られ、ゴウの下でもだえる。
 筋肉はあるが柔らかい。
「女だ」ゴウは拳ごしに女の肉を感じていた。
「そうだ。こいつは男ではない。女なのだ」
 女が男に敵うわけない。自分にとっては当たり前の事実を再確認し、ゴウは満足した。
 そして、自分の男根が精を放ちそうなほど張りつめていることに気がついた。
『殺せ! 殺せ! 殺せ! 殺せ!』
 後ろで部族の男たちが笑いながら叫んでいた。
 ゴウはにやりと笑って拳を天高く振り上げた。うおおおおおおっ、と男たちの歓声があがる。
「見ろ! おまえらの長を!!」
 前に見える女たちにむかって叫んだ。女たちは殺気をおびた目で見つめてくる。
 あいつらはこれから自分のものになるのだ。女が思いあがって男と同じ人間であると勘違いさせてはいけない。やつらにそれを教えてやるのも、男の長である自分の役目だ。
 ゴウは女たちの前でじわじわとイノを殴り殺すことにした。
「よく見ていろ!!」
 そして、拳を振り下ろした。
 
 振り下ろそうとした。
 
 ドゴッ!!!
「うぶっ?!」
 ゴウはうめき声をあげた。
 腹にイノの拳が突き刺さっていた。
 見ると、右目が腫れあがって口からは血を流してはいるものの、イノの目はまだ闘志と殺気でぎらぎらと輝いていた。
 しかし押し倒されたままの体勢で繰り出されたパンチはゴウのマウントを崩すまでには至らない。
「この、死ねっ!」
 ゴッ! ゴウはイノを殴った。
 バキッッ!! イノは初撃よりも強く殴り返してきた。
「ウグッ……?!」
 どういうことだ?! 上に乗っかっているのに! あれだけ殴りつけてやったのに! それなのに……それなのに!
 ゴウはパニックを起こしていた。
 ガンッ! ドスッ!! ゴキッッ!!
 裸の男女がからみあいながら激しく殴り合う。
 血と汗が飛び散り草に痕をのこした。
「食らえっ!!!」
 イノが吠える。突きだしたパンチがゴウの顎を打ちぬいた。
 ゴウの巨体が揺らぐ。男たちが驚愕の声をあげた。
 自分たちの長が、最も強い男が、組みふせたはずの女に打ち負けている……!
 イノは隙をのがさずゴウの首をつかんだ。
「おごぉっ…………!」
 たまらずゴウは喉の奥から湿ったうめき声をもらす。必死で打撃を繰り返すが、喉を締めあげられ命中精度も威力も落ちていた。
「がふ!!」ゴウが血を吐いた。女の指が男の喉仏をミチミチと潰していた。
「ふぅんんんっ!!!」
 一気呵成。イノは跳ね上がるように上体を起こした。マウントが崩れる。そのままゴウを押し倒す。
 片手で首を締めあげながらイノは容赦なく拳の雨を降らせ、ゴウの顔面を破壊していく。
女は強し

「ひぎっ! 痛い! 痛いいいっ!!」
 鼻がぐちゃりと潰れた。涙をこぼしながらゴウは手を振りまわす。イノの柔肌を何度か叩くが、当然その程度で雌獣の攻撃を防げるわけはない。
「やめろっ! やめ……やめろおおおおっっっ!!!」
 ゴウは泣き声をあげる。言葉は高圧的だが語調は完全に哀願といった具合。いままで他人に慈悲を乞うたことのない族長の悲鳴。
 だがイノは乱打をやめない。鼻、眼窩、頬、喉、胸、腕。巨乳を震わせながら拳の雨を降らしていく。肌が火照り乳首の先が硬くなっているのが傍目から見てもわかる。
 男を壊す快感に酔う美しき野獣がそこにいた。
「ひっ! ……ああああっっっ!!!」
 男に強引に体を奪われ血を流す処女のように、ゴウはビクンビクンと体を震わせる。
「ふんっ! ふん! はあっ!!」
 呼気を荒げながらイノはゴウの上で暴れつづけていた。股の下から激しい突き上げがくる。ゴウがイノの下で跳ねまわっているのだ。
「ハーっハーっ……逃がすか」
 グググッと股に力をこめ、暴れる男の体を強引に固定する。それは同時に硬くなっていた肉棒を膣内へといざなっていく。殴りながらイノは股ぐらを濡らしていた。ゴウの脈打つものをイノはあっさりと飲みこんだ。
「あ…………っ……おお……」
 鼻や口から血が流れ肉は腫れあがり歯が砕け、ゴウの顔面は見るも無残に崩壊していた。それでも、爪で引きちぎられた口から官能のうめきが漏れた。
「ハァッ、ハァッ……なんだそのざまは。女に殴られ、殺されるというのにおまえは子をつくろうというのか……あははははははは!!!」
 イノは勝利の笑いをあげ、
「見てみろ男ども!!」
 高らかに遠くの男たちに宣言した。
 あまりのことに呆然自失としていた男たちはイノの声にビクリと身を震わせた。
 イノは自分の血と、もっと多くの相手の血を浴びた顔に雌豹の笑みを浮かべた。
「これが…………おまえたちだ!」
SS03.jpg

 そして拳を男の顔面に振り下ろした。
 ゴウの体が本人の意思とは関係なく跳ねあがる。
 ビュルルルルッ! 体の奥で男の分身が震え精を放つのを、イノは征服感とともに感じていた。
 にちゃり…………と体液がゴウの顔面からイノの拳へと赤い糸をひいた。
 膣内でたっぷり射精したあとも、ゴウの男根は硬さを失っていなかった。
 今までの生殖のためだけの義務的交尾と違う恍惚にイノは震えた。
 まだ、男は死んでいない。
 喉元にかけた指に力をこめると「ぐえ」と痙攣し舌を震わせた。膣内で肉棒が血管を浮き上がらせドクドクと脈打つのをはっきりと感じた。
 なるほど、とイノは初めて感じる肉の悦びのなかで天啓を得た。
 男とはこういう生きものなのだ。
 女に命をわたすためだけに生きている下僕。
 いままで自分たちは間違っていた。男は単なるつがう相手ではなかった。
 グシャッ! ブシュウッッ!! ブビュルルルルッ!!
 女は男を嫐り、破壊し、陵辱し、血と精を吐きださせてやらねばならない。
 自分の肉の下で死にかけている男は肉をはちきらせ自分の精を献身的に捧げている。
 女肉で男の肉を打ち、締めあげ、命の最後の一滴まで吸い取ることこそ女の役目だ。
「……待っていろ。すぐにおまえの仲間も食ってやる」
 ヒュウヒュウと潰れた鼻で息をするゴウに囁いた。
 そして遠くの男たちに顔を向けた。怯えて、震えた表情で自分を見つめている。
 なんて、弱弱しい。
 なんて、愛おしい。
 イノはにっこりと組み敷いたゴウに笑いかけた。
 おおお……とゴウは弱々しくうめいた。右目は半ば飛び出し左目も腫れあがっていたが、イノの笑みが見えたらしい。母のような優しさと、娼婦のような淫靡さと、雌獣のような残酷さのまじった微笑みを。
 ゆっくりと陵辱の拳をふりあげるイノ。
 生物の本能からゴウは顔をかばおうとする。ひどく弱々しい動きだった。よろよろとあげた手が柔らかい弾力に満ちたふくらみをつかんだ。
 ドロドロに溶けたゴウの脳内にフラッシュバックが起った。
 いままで思い出すこともなかった、温かい記憶。
 自分の口に乳房をふくませ温かいものを口内に送る……母の記憶だ。
 記憶のなかで乳に手をはわせる。母乳でしめった感触。
 ぬるり。女の汗と自分の返り血でまみれた乳房の感触。

「おまえの命をもらうぞ」
 
 風を切る音がした。
 そして、何かが潰れる音がした。メリメリと異物が体内に食い込んでいく。
 骨が飛び出し皮膚や筋繊維が剥離していくのを、ゴウは他人事のように感じていた。
 ……出る。なにもかも。流れて、出ていく。
 下腹部が熱くなりマグマのような奔流が尿道をかけのぼっていく。
 ……ああ。女のなかへ。子宮へと戻っていく。
 取り返しがつかないほど致命的な量の体液を噴出しながら、ゴウはどこか懐かしい温かさを感じていた。
 
 イノが殴るのをやめたのはしばししてからのことだった。
 体の下で痙攣しているのはゴウの肉体が反応しているのではなく、打撃の振動によるものだとようやく気がついた。
 肉穴で咥えこんだ肉棒は硬いままだった。
「……ふう」
 イノは火照った体を冷ますように息をついた。汗をぬぐう。拳には肉片がこびりつき砕けた歯も刺さっていた。
 背後から大歓声がわき起こる。族長の勝利を讃える女たちの鬨の声だ。
 向かいの男たちは蒼白な表情で固まっていた。イノの下で微動だにしないゴウ。群れで最強だった男はいまや変り果てた姿になっていた。自分たちの代表が目の前で犯され、見るも無残に殴り殺されていた。
 アマゾネスの長は拳の肉片を払い落し、刺さった歯を抜いた。そして、ゆっくりと立ち上がる。
 じゅぶりと接合していた膣から男根が吐き出される。屹立している。まるで死後硬直が早くも始まっているようだ。海綿体から浮き出た血管は破裂し、愛液をまんべんなく塗りたくられ竿は赤くぬらりと光っている。尿道口には赤い血の混じった精液の残滓が玉となっていた。
 男たちは小さく悲鳴をあげた。
 裸婦の股下でずたぼろになった男の肉塊。まるで彼らの運命を暗示しているかのようだった。
 イノがじっと彼らを見つめている。その背後で、女たちも同じように無言で見つめてくる。
「…………」
 イノが無言で歩きだした。彼らの方へ、大股で。
 男たちは動揺した。
 汗と血と泥にまみれた女。腕環のほかはなにも身につけず、ゆさゆさと巨乳を揺らしながら距離をつめてくる。
 槍で武装しているのにも関わらず、男たちの集団はたったひとりの裸婦の行進に恐慌をきたしていた。
 子宮からあふれたゴウの精液がイノの腿を伝って流れ落ちてくる。量は膨大でどろりと濃かった。ゴウの血が大量に混じって白濁は朱色に染まっていた。
 ひぃぃぃぃっ…………!!! 片目の男が槍を放り出して逃げ出した。
 弾かれたように他の男たちも武器を放り出し、こけつまろびつ山の方へと走り出した。
 イノが男たちのところまでやってきたとき、残っていたのは半分ほどでもれなく腰を抜かして震えていた。
 全裸のまま仁王立ちし、イノはゆっくりと獲物を値踏みする。小便を垂れ流している男もいた。
 歯ごたえがなさそうだ。
 イノひとりでもこの場にいる男たちをひねり殺すのに、そう時間はかからないだろう。
 フンと鼻息を漏らすと、イノの肩を叩くものがいた。振り向くと部族の女ぜんいんが立っていた。
 半分ほど残った男たちを前にしてひとりの娘がイノに聞いた。
「長。こいつらどうする」
 イノは震える男たちをねめまわした。
「縛れ」
 娘たちはわっと男たちに群がった。情けない悲鳴をあげ、男たちはほとんど抵抗することもなく縄でぐるぐる巻きにされた。
 イノは地べたに転がる男たちをひとりひとりのぞきこむ。
「こいつ……こいつ」
 肌のつやがいい若者をふたり指さして、
「こいつらをむらに連れていく」
「あとはどうする」
 娘たちがたずねる。みな一様に笑みを浮かべている。口の端からするどい糸切り歯がのぞいていた。
 イノはかるく槍で男を小突く。哀れっぽい声が男の喉から漏れた。
「殺せ」
 嬌声があがった。男たちは蒼白になって暴れ始めたが、芋虫のように転がりまわることしかできなかった。
 我先に雌獣の群れが獲物たちに飛びかかった。あっというまに男たちは腰巻を剥がれしぼんだ局部があらわになった。
 なえた男根を見て男の上にのしかかった娘たちは嘲笑とも怒号ともつかない声で罵る。
 まもなく、女たちはさきほど目の前で自分たちの長がみせた陵辱を再現しだした。
 ぐしゃっ! 肉を叩く音。
 ごきぃっ! 骨が砕ける音。
 男たちの悲鳴があがると同時に、またがる娘たちは歓声をあげた。
 嫐られ破壊されていく体とは対照的に、男たちの性器が勃起を始めたのである。
 嬉々として娘たちは腰をふり始めた。もちろん拳を男の顔面や胸板に突き落すのも忘れない。
 あたりに血と汗と精液と雌の匂いが充満した。
 イノは満足そうに雌獣たちの一方的な交合をながめていた。男の新しい扱い方を発見した女傑族の長としての誇りで全身が満たされるのを感じた。
 そして、肉の疼きがふたたび湧き起ってきた。
 横を向くとあぶれた女たちがうずうずと眼下の嬌態を凝視している。
「あんたたち。山に入った男どもの狩りに行くよ」
 イノは槍で地面をどんと突いた。
「みんな長みたいにやっていいのか?」
 飢えた女たちの目がぎらりと光った。
「ひとり残せ。あとは好きにやっていい」
 女傑たちは槍を天にかかげ鬨の声をあげた。
 イノは獣の皮を身につけるのもわずらわしく軽く肩に羽織った。
 出発の準備を整えると、横で行われていた陵辱は早くも佳境を迎えていた。
 男を壊す女たちのなかには集落でいちばん若い娘も混じっていた。いままで男をしらない未通娘だったが、男根をすり潰すほど激しく腰を打ちつけていた。
 胸も平らで肉もあまりついてない娘が荒い吐息をもらしながら陵辱を続けている。ふたまわりは大きい男の肉体を、最年少の雌獣は爪で切り裂き噛みつき食いちぎっていく。
 男は泣きながら年下の娘に命乞いをした。それがより興奮をかきたてたらしい。
 最終的に、娘は石を使った。
 男たちはずたずたの肉塊に変っていく。破れた肉から血や体液や白濁が漏れ、女の柔肌を赤くねっとりと染めていく。
 男の血と精の臭いを吸いこむと、イノはたまらず半裸のまま走りだした。槍をもった女たちもあとに続く。
 アマゾネスたちの狩りが始まった。
 
 山の奥から男たちの悲鳴があがるのに時間はあまりかからなかった。
 そしてすぐにか細くなって、消えた。
 静寂を取り戻した大地を、母なる太陽は優しく無慈悲に照らしつづけていた。

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  1. 2011/04/29(金) 23:28:37|
  2. 頂き物
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

遅くなりましたが掲載ありがとうございます!!!

最初見た時に挿絵が増えてるーーっ!?Σ (゚Д゚;)ってビビりましたw
  1. 2011/05/04(水) 20:43:15 |
  2. URL |
  3. 上之園 #JalddpaA
  4. [ 編集 ]

Re: タイトルなし

こちらこそ投稿ありがとうございます!
もちっと枚数描けたら良かったんですが・・・
自分の遅筆が恨めしいです。
  1. 2011/05/04(水) 22:41:59 |
  2. URL |
  3. まきや #-
  4. [ 編集 ]

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